若手研究者によるBook Jockeyイベント『hoooon!』vol.3を開催しました
第三回目になります『hoooon!』は、大学院生5人で開催しております。
”Book Jockey”とは、私達が考えた新しい本のレコメンド手法です。
Book Jockeyは、DJが音楽をremixして途切れなく音楽を流していくのと同じイメージで、数人のBook Jockey(BJ)が1人3分で自分が選んだ本を紹介し、それを途切れなく連続で行なっていくというものです。
この手法を使って、異なる領域を専門とした若手研究者5人が「普段はなかなか紹介されない、面白い本」という本の面白さと、「都市、政治、哲学、建築、空間などの専門領域から眺める本」、という知的な楽しさを提供します。
各会のBJは4人。 1人が3冊ずつ紹介します。
『hoooon!』では、一度に12冊もの面白い本と出会えます!
本日のBJメンバーは、以下の4人です。
石橋一希(首都大M2/都市計画)、
松原真倫(慶応大政策・メディア研究科D2/政治学)、
下西風澄(東大情報学環D1/哲学、身体論)、
連勇太朗(慶応政策・メディア研究科D1/ 建築)。
vol.3はBJをしませんが、もう一人、助友文香(首都大M2/空間デザイン)を含めた5人でイベントを行っています。
今回のイベントで紹介された本は以下の12冊です。
1ターン目
【石橋】市川宏雄『文化としての都市空間』
【下西】九鬼 周造 『「いき」の構造 』2003
【連】赤瀬川原平『新解さんの謎』
【松原】宮崎学『法と掟と この国の捨て方』(角川文庫、2008)
2ターン目
【石橋】芦原義信『街並の美学』
【下西】森山 徹 『ダンゴムシに心はあるのか』 (PHPサイエンス・ワールド新書、2001)
【連】マイケル・ポランニー『暗黙知の次元』
【松原】市川猿之助『スーパー歌舞伎―ものづくりノート』(集英社新書、2003)
3ターン目
【石橋】貝島 桃代、黒田 潤三、 塚本 由晴『メイドイントーキョー』
【下西】芥川 龍之介『地獄変』(集英社文庫、1991)
【連】石山修武『「秋葉原」感覚で住宅を考える』
【松原】愛敬浩二編『対論憲法を/憲法から: ラディカルに考える』(法律文化社、2008)
今回は、 書画カメラを使ったBJで、視覚的に面白い本も紹介されました。
後日、hoooon!のHP(http://hooooni.tumblr.com/)にレビュー内容も紹介されるので、こちらも合わせてご覧くださいませ。
(助友文香 / hoooon!運営メンバー)
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詳しい内容は、下記のURLをご覧ください。
hoooon!ホームページ(http://hooooni.tumblr.com/)
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