green drinks Tachikawa Vol.5
今回で5回目の開催となった、green drinks Tachikawa。今回のゲストは、green birdのネットワークマネージャーの大澤真輝さん。「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトに、街のクリーン活動をするgreen birdの活動を語っていただきました。
2003年にNPO団体としてスタートし、今年で8年。表参道チームからスタートし、国内に31チームの他にもパリ、スリランカ、ガーナと海外にもgreen birdの活動は広がっている。また、街のクリーン活動の他にも、街のイベント行事にも参加したり、年に1度の富士山お掃除も開催している。2003年にスタートし少しずつチームが増え、今では365日ほぼどこかで活動が行われている。
green birdを街や雑誌などで見かけていて、存在を知っている人は多いのではないでしょうか。参加してみたいなぁと思いつつまだ参加したことない、なんて人も多いのでは?では、ここで簡単にどうやったら参加できるのか、ご説明いたします。まず、参加してみたいチームの活動日をチェックします。集合時間に集合場所へ行きます。事前の参加申し込みはいりません(※イベント時など事前申し込みが必要な場合もあります)。持ち物もありません。緊張しながら、集合場所へと行ったあなたは、まずはリーダーと思われる人に話しかけてみましょう!「私、初めての参加なんですが、、、」。その一歩の勇気があれば、晴れてあなたもgreen birdの仲間入りです。
海外にも広まりつつあるgreen bird。パリでは市民活動として街のゴミ拾いをする文化がなかった。ゴミ拾いを仕事にしている人たちがいて、「人の仕事を取るな」と言われたこともあったとか。しかし、ゴミ拾いを続けたgreen birdパリチーム。すると、市長の目にとまり今では応援を受けている。
ゴミ拾いをしている人の姿を見て、ポイ捨てする人が少なくなることも目指している。活動の後にはみんなで美味しいご飯を食べたりと、参加者同士の交流もある。大きなイベントの時などは、多数のチームが同時に集まることもあり、そういったイベントに参加すればどんどん輪が広がる。green birdではこれからもチーム数は増やしていく移行だ。緑の鳥が、立川の街に降り立つ日が来るかもしれない。活気のある街作りに繋がる活動、その一つとしてgreen birdはゴミ拾いを続ける。
8年続けてきたgreen birdの活動。8年前に比べると、タバコやゴミをポイ捨てするのがかっこ悪いという意識が若者を中心に広まったのは確かだ。8年前のエコ活動というと、意識の高い人がボランティア活動に進んで参加しているイメージだったが、今では、多くの企業がCSR活動の一環としてgreen birdのようなボランティア活動に参加することも珍しくなくなった。自分のできる範囲で、気軽に参加できるのがgreen birdの魅力の一つだと思う。そしてそれがサスティナビリティな活動に繋がっているのではないだろうか。
自分の住む街が、好きな街が少しでもきれいになったら嬉しい。今日もどこかの街でgreen birたちがゴミを拾いながら愛を拾っている。
◎写真右が大澤さん。カラフルなジャケットが印象的でした。
◎green drinks TachikawaはFM立川「東京ウェッサイ」とコラボしています。放送はPodcastでご視聴いただけます。
◎大澤さんの放送はコチラからどうぞ。