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ゴホンの会(4月17日)

2011年4月17日(日)、本と人を繋げるゴホンの会がありました。物語りに登場する料理を実際に作ってみよう!今回は、八王子市在住の料理家、風間章子さんをゲストにお迎えし、”貝柱のグラタン(こまったさんのグラタン/あかね書房)”と”暗記パン(ドラえもん2巻/小学館)”をチャレンジです。

こまったさんのグラタンでは、ホワイトソースを作る時のコツがあります。それは、みじん切りにしたたまねぎとバターを先につやつやになるまで炒めること。そこに小麦粉を加え、少しずつ牛乳を加えていきます。お鍋を焦がさずに、真っ白なホワイトソースの完成です!貝柱は缶詰の物を使用します。缶詰のスープも一緒にホワイトソースと混ぜます。マカロニは少しだけ固めに茹でておいてから、さっとフライパンで炒めておきます。こちらは風間さんからのアドバイス。風間さんからのアドバイスも加わり、より美味しいグラタンの完成です。

ドラえもんの暗記パン。本当に暗記できちゃうの?ドラえもんの道具のようにはもちろんいきませんが、毛細血管の強化や脳を活性化させる効果があるとされるルチンを含んだそば粉を使って、パンを焼いてみました。フライパンで簡単に薄焼きパンにしました。弱火で焼いていると、ふっくら膨らんできます。両面ともうっすらと焼き目が付いたらOKです。

仕上げに更に脳を活性化させるチョコレートでデコレーションしてみました。

こまったさんのシリーズは色んな料理のバリエーションで出版されています。子どもの頃に1度は読んだことがあるという人は多いと思います。料理のヒントが隠れているこまったさんですが、今回久しぶりに読んでみて、料理のコツを教えてもらえるレシピ本としても楽しめる1冊でした。

美味しい料理が登場する物語りはたくさんあります。文字やイラストだけでその料理が一体どんな食材で調理されているのか、なんて想像するのも楽しいものです。パン生地の発酵過程や、焼ける時のいい匂い。1冊の本を通じて、色んな五感を刺激できたのではないでしょうか。